スタッフO:ねんねスイッチ
- cubs and bubs
- 2019年9月25日
- 読了時間: 2分
9月も終わりに近づき、ようやく暑さもひと段落」・・・
今年の夏も暑かったですね。
エアコン無しではしのげようもなく、電気代の請求に戦々恐々としております、スタッフOです。
子育てでの苦労、と言えば挙げても挙げてもきりがないですが、そのうちのひとつに『寝かしつけ』があるのではないでしょうか?
抱っこしてみたり、おんぶしてみたり。
縦抱きに横抱き。
暗くしてみたり少しだけ灯りをつけてみたり。
歌が良いのかオルゴールが良いのか静寂が良いのか。
ありとあらゆる手を組み合わせたり順番を変えてみたり、トライアル&エラー・・・我が子の『ねんねスイッチ』へのあくなき探求・・・。
かくいう我が家も試行錯誤を繰り返して来ました。
そして発見された、『ねんねスイッチ』は、子守歌。
しかも、なぜか「蛍の光」限定。
歌詞の記憶に限界があり、ひたすら2番までをリフレイン・・・それを繰り返すこと4回、
ようやく眠りに落ちてくれます。
さすがに毎日歌うと飽きて来たので、他の曲でも試してみたのですが・・・逆に覚醒(笑)
そんな中
「蛍の光」の歌詞を検索していたら、興味深い発見がありました。
「蛍の光」の音階は、「ヨナ抜き音階」と言われる日本固有の音階だそうです。
明治時代に西洋音楽を輸入した際、ヒ・フ・ミ・ヨ・イ・ム・ナ のうち
四音目のヨ(ファ)と七音目のナ(シ)を抜いた ド・レ・ミ・ソ・ラ のヨナ抜き音階が誕生。
この日本的な響きの音階で、唱歌や童謡が作られ、演歌、そして現代のJ‐POPへと発展。
ヨナ抜き音階は、我々日本人の耳に大変心地よい音階なんだとか。
確かに、「蛍の光」といえばスコットランド民謡が原曲。
その曲がこんなにも日本に根差したのは、ヨナ抜き音階が使われているから・・・
なるほどなぁ。
そして、<NHK>2020応援ソング プロジェクトで使われている米津玄師さんの
「パプリカ」。こちらのサビもヨナ抜き音階が使われているんです。
どうりで耳に馴染む&残るメロディ・・・こちらも、なるほどなぁ。
他にも、星野源さんの「恋」やAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」
きゃりーぱみゅぱみゅさんの「にんじゃりばんばん」等など・・・そうそうたるヒット曲に使われているではありませんか!!
恐るべしヨナ抜き音階!!
それからというものの、「蛍の光」リフレインからの「赤とんぼ」「上を向いて歩こう」
そして、ゆ~っくりと「パプリカ」のサビを歌うことで、母は飽きることなく『ねんねスイッチ』を押すことができるようになりました。
音階って、深い。
みなさんのお子さんの『ねんねスイッチ』はなんですか?
そして、そのスイッチを掘り下げていくと、新たな発見があるかもしれません。
今夜も歌い疲れたので、そろそろおやすみなさい。
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